腰痛治療・克服最前線

腰痛を予防する方法には運動やマッサージ、安静など色々ありますが、ここでは
腰痛ベルトを使った腰痛体操をご紹介していきます。
腰痛ベルトを使用した腰痛体操をする前の注意事項として、全ての腰痛に効果が
あるものではなく、医師の指示や指導を仰いでください。痛みが激しいときや、
痛みが増すときは早めに中止して医師に相談するようにしてください。


腰痛ベルトは腰骨から握りこぶし１つ分離れたところにベルトを巻くようにして
ください。ウェストにまき付けても効果は現れません。仙腸関節の上に親指が入る
ぐらいにきつく巻いてください。
腰痛ベルトを巻き終わったら腰痛体操を行います。

＜体操の仕方＞
・ 脚を肩幅に開きます。
・ フラフープを回すかのように、ゆっくり腰を水平に2秒ほどかけて回転させます。
・ 片方50回ほど回します。
・「２．」～「３．」を逆回転で行います。

＜ポイント＞
・膝はなるべく曲げないようにする。
・足を浮かさないよう、しっかり足を地面につけて回します。
・腰は水平に回すよう意識して、なるべくゆっくりと回すように心がけます。


腰に巻く腰痛ベルトは、タイヤチューブなど、周りにあるものでもいいとは思う
のですが、ある程度幅があるほうが、腰骨の密着し安定感があって腰を回しやす
いのではないかと思いますので、なるべくなら専門の腰痛ベルトを使用するよう
お勧めします。

腰痛ベルトは「骨盤を左右に揺らして、仙骨と腸骨のズレを直す」という考えで
体操をご紹介しているものです、特別にお薦めする方法というわけではありません。