腰痛治療・克服最前線

腰痛の原因としては、Ｓ字カーブが歪んでしまうことをあげましたが、背骨が
通常通りのＳ字型のカーブを取らずに形がゆがんでしまうことで運動をしたり
一定の姿勢などをとる際に障害が生じることになります。

腰痛やＳ字型カーブの歪みに対する原因としては、日常生活からくる姿勢の悪さ
や動作のくせなどがあります。

更に妊娠、肥満、腹筋の衰えなどバランスが正常に取れなくなり、Ｓ時カーブが
反りすぎになった場合、腰に負担がかかるようになります。脊椎の湾曲は維持
するようにすることが最も大切な腰痛の治療法であり、予防法でもあります。

人間は、二本の足で歩くようになってから、より腰に負担がかかるようになった
わけですが、座ったり、中腰になったり運転したりなどの姿勢も良いものでは
ないようです。

しかし、現代の人の仕事は、デスクワークやパソコンワークなど座りっぱなしの
状態が多いため腰への負担もかなりあり、Ｓ字カーブの維持は到底出来ないくらい
悪影響を及ぼしています。
座り方や歩き方を見直すと言うことは、腰痛の予防法として、とても大切なことです。

述べてきたような日常生活スタイルや姿勢でいると、骨格や筋肉に障害が起こり、
腰痛を引き起こす原因になりえます。

○骨格は骨や椎間板の変形などの異常や変形変形性脊椎症、腰椎分離症状、椎間板
　ヘルニアなどに影響しています。

○無理な姿勢や動作から起こる筋肉疲労や負担、レントゲンでも異常が見られない
　腰椎症など。

○血行不良から来る腰痛は下着のしめつけや、肥満による血管の圧迫などで起こり
　ます。

○不用意に起こる激痛。重いものを持とうとしたりするときに発症します。
　筋肉繊維の断裂や腰骨の関節や靭帯の捻挫などが原因です。